ぴ・ぽ・と PeaPort | |||||||||
表示の大きな電卓になります。 桁数の大きな電卓にもなります。 |
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大きな電卓_EXCEL V7.00 (dll関数ファイルを用いた高速バージョン) | |||||||||
大きな電卓_EXCEL V6.00 (Excelのみで動くバージョン) | |||||||||
1.機能 | |||||||||
EXCELのマクロ機能を利用して、大きな電卓をパソコン上で動かします | |||||||||
2.V6.00とV7.00の違い | |||||||||
V6.00はEXCELの32ビット版でも64ビット版でも動くようにしましたが、64ビット版のdll関数ファイルの準備が未了だったためEXCELのみですべての数値処理をするようにしました。その結果、3000桁まで計算可能なものの1000桁を越えるような数値計算はかなりの時間を要するのでご注意ください。 | |||||||||
V7.00は新たに64ビット版のdll関数ファイルを作成し、エクセルが32ビット版か64ビット版かに関係なくdll関数ファイルを用いた処理ができるようにしました。これは、V6.00よりも高速に処理ができます。 | |||||||||
3.電卓の種類 | |||||||||
大きな電卓の種類は次の2つです。 | |||||||||
①大きな桁数(50~3,000桁)の計算を行う関数電卓 | |||||||||
②大きな表示(数字もボタンも大きく表示)の電卓 | |||||||||
③キーボード専用表示した大きな表示の電卓 | |||||||||
大きな表示の電卓は、15%~300%のサイズ調整ができます。小さな電卓にもなりますが、あまりにも小さくすると使用性に難があります。 | |||||||||
4.特徴 | |||||||||
主な特徴は次表のとおりです。なお、詳しい使用方法についてはヘルプファイルを参照して下さい。 | |||||||||
項目 | ①桁数の大きな電卓 | ②表示の大きな電卓 | |||||||
計算内容 | 加算(+)、減算(-)、乗算(*)、除算(/)、 | 左の欄と同様 | |||||||
べき乗(^)、累乗根(√、3√)、階乗(!)、 | ただし、 | ||||||||
剰余(Mod)、自然対数(loge)、 | 加算(+)、減算(-)、乗算(*)、除算(/)、 | ||||||||
自然対数の逆関数(e^)、常用対数(log10)、 | 2乗(^2)、及び平方根(√)は電卓上に | ||||||||
三角関数(Sin、Cos、Tan)、 | ボタンがありますが、それ以外は、 | ||||||||
同逆関数(Sin-1、Cos-1、Tan-1)、 | [Function]ボタンで呼び出して利用 | ||||||||
双曲線関数(Sinh、Cosh、Tanh)、 | |||||||||
同逆関数(Sinh-1、Cosh-1、Tanh-1)、ほか | |||||||||
有効桁数 | 50桁以上3,000桁以下 | 8桁、10桁、12桁の3種 | |||||||
数字の大きさ | e-2000000000~e+2000000000の範囲 | 表示可能な範囲は e-99~e+99 | |||||||
メモリ | 5個(A、B、C、D、E) | 1個(A) | |||||||
自動メモリ | X00~X99の100個に入力値及び計算結果の値が保存される。 | 同左 | |||||||
計算モード |
次の2種類 逐次計算モード:数値を入れながらつど演算 数式計算モード:計算式を入れて一括計算 |
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同左 | |||||||||
キーボード入力 | 可(ショートカットキーの詳細はヘルプ参照) | 同左 | |||||||
入力エディトモード |
数値欄:キー入力による値の編集、ワークシートの対応するセルからの値の入力 数式欄:キー入力による数式の編集(数式計算モード時のみ) |
数式計算モードの場合の数値欄の編集のみ可 | |||||||
シートとの連携 | 数値欄数値のセルへの自動出力、 数値欄へのセルからの入力 |
不可 | |||||||
計算プロセスの確認 (自動メモリの参照) |
最新のものから、ひとつずつ、さかのぼって確認 | 表形式で表示されるので、まとめて確認可 | |||||||
電卓の色 | 下に示す10種類から選定 | 同左 | |||||||
キーボード専用表示 | 不可 | キーボード専用表示の場合は、数値ボタンや演算子ボタンなどを省いたコンパクト表示 | |||||||
表示サイズの調整 | 不可 | 表示サイズの、さらなる拡大または縮小可 | |||||||
5.V700版のダウンロード | |||||||||
動作環境 | |||||||||
OS:Windows 8~ Excelバージョン:Excel2013~ (32bitおよび64bitOffice対応) |
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大きな電卓_EXCEL V700 のダウンロード | |||||||||
下記のリンクをクリックすれば圧縮形式のファイルを ダウンロードできます。 | |||||||||
解凍すると、BigCalculatorEx_dll.xlsm(エクセルファイル)、XGFloatV2.dll(32ビット用関数ライブラリ)、XGFloatV3.dll(64ビット用関数ライブラリ)及びReadMe.txt が ひとつのフォルダに納まっています。 | |||||||||
大きな電卓_EXCEL(BigCalculatorEx_dll.zip 、920KB)ダウンロード | |||||||||
6.V6.00版のダウンロード | |||||||||
動作環境 | |||||||||
OS:Windows 8~ Excelバージョン:Excel2013~ (32bitおよび64bitOffice対応) |
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大きな電卓_EXCEL V6.00 のダウンロード | |||||||||
下記のリンクをクリックすれば圧縮形式のファイルを ダウンロードできます。 | |||||||||
解凍すると、BigCalculatorEx.xlsm(エクセルファイル及びReadMe.txt が ひとつのフォルダに納まっています。 | |||||||||
大きな電卓_EXCEL(BigCalculator_EXCELV600.zip 、952KB)ダウンロード | |||||||||
7.関数ファイル版の機能向上における補足 | |||||||||
高速フーリエ変換(FFT)の手法により乗算の高速化を実現しました。これは、大浦拓哉氏の汎用 FFT (高速 フーリエ/コサイン/サイン 変換) パッケージ http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~ooura/fft-j.html における [fft4g.c : FFT パッケージ in C - 高速版 (基数 4, 2)] の内の [rdft() : 実離散 Fourier 変換 ルーチン] を利用させていただいています。大浦拓哉氏に感謝いたします。このルーチンに変更を加えてはおりませんが、使用により発生するトラブルは PeaPort に責任があります。 | |||||||||
更新履歴 | |||||||||
23.11.29 | V6.00からV7.00への更新 | ||||||||
・64bit版のdll関数ファイルを作成し、64bit版のEXCELに対応させました。 ・表示の大きな電卓のサイズ拡大時において、一部のボタンの表示文字がズレることを改善しました。また、関数ボタンフォームも同様に拡大するようにしました。 |
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22.12.14 | V5.00からV6.00への更新 | ||||||||
・64bit版のEXCELに対応させました。 ・dll関数ファイルに依存せず、EXCELのみで数値計算を完結させました。これによって1000桁を越えるような計算はかなりの時間を要するようになってしまいました。この解決のためには64bit版のdll関数ファイルの作成が必要ですが、現在その予定はありません。 ・ヘルプファイルの作成をやめ、シート内にヘルプ情報を記載してそれを参照するように改めました。 |
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15.09.22 | V3.07からV5.00への更新 | ||||||||
・xlsm形式で作成しました。 | |||||||||
・電卓内の表示にかな漢字を多く用いるように外観を変えました。 | |||||||||
・今までのバージョンでは、2回目以降においてスタートシートが最初に立ち上がりましたが、前の回に終了指示をした場所(大きな表示の電卓フォーム、大きな桁数の電卓フォーム又はスタートシート)が最初に立ち上がるように変更しました。 | |||||||||
15.06.27 | V3.06からV3.07への更新 | ||||||||
・数式計算モードにおける括弧内同一式が複数ある場合のエラーストップを改善しました。 ・同モードにおいて、右側に関数又は数値がくるはずの関数の右に右括弧がきた場合の事前チェックもれを改善しました。 ・同モードにおいて括弧内に演算子と数値又は関数と数値の同ものが複数ある場合のエラーストップを改善しました。 ・数値入力時に[1/x]ボタンを使った場合、入力値ではなく直前に呼び出した数値などの逆数となる場合があることをを改善しました。 |
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13.05.03 | V3.05からV3.06への更新 | ||||||||
・数値入力時に(+/-)ボタンにより符号を変えてから更に数字を追記しても、表示と異なりボタン操作後の数字が無視されている不具合を改善しました。 ・表示の大きな電卓の数式計算モードにおけるメモリ関連のA、X及びnewXのショートカットキーの整理と誤りを改善しました。 ・桁数の大きな電卓においてAlt+Hキーによりヘルプが起動しない不具合を改善しました。 ・数式計算モードにおけるキー操作において、 Functionsボタンから戻った時に数式欄からフォーカスが離れる、変数入力後にEnterキーで数値欄からフォーカスが離れるなどの不具合を改善しました。 |
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13.02.17 | V3.04からV3.05への更新 | ||||||||
・表示の大きな電卓の数式計算モードにおける結果表示時に、演算子や関数ボタンを押すと数式欄にそれらを記入してしまう動作を無くしました。これらは数式入力時のみ有効とします。 ・Excel2010に対応するセキュリティ処置をSecurityシートにおいて追記しました。 |
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11.02.27 | V3.03からV3.04への更新 | ||||||||
・ご利用にあたってのお願いでキャンセルボタンが無効になっていました。数回前の更新時の事後検証が不十分でした。キャンセルされた方には大変失礼しました。 | |||||||||
・逐次計算で、最初に左括弧"("を入力するとエラーで停止してしまうバグがあり改善しました。 | |||||||||
以下省略 | |||||||||
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